春はプエブロ
やうやう白くなりゆく刻みは
少し明りて紫だちたる煙の細くたなびきたる
という枕草子の第一段に乗せて、ドイツの無添加タバコ「プエブロ」を吸ったレポートを綴ります。
プエブロ・ナチュラル・10 10mg/1mg
なんで枕草子やねんとお思いでしょうが、白い皿の上で火をつけたプエブロを何気なくかざしていたら、煙が見事に紫色をしていたからです。
いやまあ、タバコはどれでもそうかもしれませんが、
もうもうと立ち上がる大量の煙で他のタバコよりも一層煙の色が濃く見えたのです。
燃焼速度はやや早め、それよりも大きな特徴はとにかくもうもうと大量の煙が立ち上る、ということです。
無添加、とか、バージニア種のエレガントな香りとか、それでいて喫味は軽めとか、いろいろ特徴はあるのですが、カフェの両隣の席の喫煙者に申し訳ないくらいに煙が立ち上るのです。
それで、清少納言がこのタバコを吸ったなら、その煙の性質に感じ入って、きっとそういう随筆を書くに違いないと思ったのであります。
そして、後年、嫌煙者の紫式部がそういう清少納言を叩くのであります。
どうして紫式部が嫌煙者かというと、源氏物語ではタバコを吸うシーンが一度も出てこないからです。
光源氏はタバコを吸いそうですが、実は吸わないという意外性が、この作品を色褪せないものにしています。
もし、光源氏がタバコを吸うとしたら、表向きはKOOLとか吸うんでしょうけど、実はハイライトオンリーのヘビースモーカーだったりとか、缶ピースの愛好者だったりするのでしょう。
で、吸い易いということもあり、今日はさくさくと6本吸いました。3日で全19本を吸い終わりそうです。
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