今日は、天気も曇りで薄寒い風が吹いていたので、昼ご飯に近くに外出したくらいで、あとは自宅でのんびりしていました。
それで特に用事もなかったので、夕方からDVD版の映画「アメリカ交響楽」(1945年作)を観ました。
日本は終戦の年ですが、アメリカ本土自体は戦争の影響もなく、エンタテインメント作品は何事もなく公開されています。
原題は「Rhapsody in Blue」で、作曲家、演奏家のガーシュウィンの半生を描いたハリウッド映画です。
原題の曲を始めとして、アメリカという場所と、時代と、ガーシュウィンが持つ作曲家でありピアニストとしての優れた才能がうまく噛み合わさって必然的に新曲が発表されていく様をフィルムを通して知ることができます。
多少の脚色はあるのでしょうが、この映画は禁酒法が施行されている当時のエンタテインメントの様子を知る優れた資料にもなっているのでしょうか。
それにしても、ハリウッド映画の、観る人を惹きつける力は相当なものです。単なる伝記作品なら、130分を越えるこの作品を見続けることはできないでしょう。娯楽作品としても、この映画は良作だと思います。
ところで、この映画にはガーシュウィンの当時の親友等が本人役で出ていて、クレジットでそれぞれ「HIMSELF」、「HERSELF」という文字を計7人分くらい確認できます。
ガーシュウィンの間近で生きてきた彼らの本人役での出演は、何となくですが、この作品の史実への忠実さを表しているような感じを受けました。史実を無視した単なる娯楽作品なら、7人もこの映画に参加しないでしょうから。
HIMSELF、HERSELFの人々は、この映画にガーシュウィンへの追悼の意味を込めていたのかもしれないなあと想像しつつ、クレジットが最後まで流れるのを眺めたのでした。
本日は、コードハノン1-1だけを弾きました。たまにはそういうのもいいでしょう。
連休も終わり、いつもの仕事が始まりますが、自分のやりたいことをこなしたので、鋭気は充分に養えました。明日からも頑張ります。
いつか弾きたい
鎮魂にふさわしい曲。
本日の練習時間 1時間30分
練習場所 自宅
累計練習時間 1,097時間40分
1万時間まで あと8,802時間20分
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