シューベルトで、子供を黄泉の国に連れて行こうとする悪魔の曲と言えば、魔王ですが、それをもっとシンプルに表現した曲がありますよね。
それが、死と乙女です。
シューベルト作曲 歌曲「死と乙女」
ピアニストの英語での解説の後、曲が始まります。
死神の出現を暗示するイントロから始まり、
前半は、病の床に迫り来る死神を懸命に追い払おうとする乙女の精一杯の抵抗。
後半は、騒ぐ乙女をなだめつつ、穏やかに眠るような死の世界に誘う死神の友好的な振る舞い。
子守唄のような死神の語りが、乙女のとげとげした抗いをゆっくりと絡めとるかのようです。
この曲、魔王と異なり、結末は歌に出てきません。
でも、この曲を最後まで聴けば、乙女はどうなってしまったのか、それを連想できない人はいないでしょう。
歌詞
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10470634958/13の練習時間 10分
練習場所 自宅
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